SSL証明書の「2Way利用」について
SSLボックスで発行するSSL証明書は、 Subject Alternative Names(SANs)によるコモンネーム(CN)の別名機能を利用した、 「wwwあり/なし」いずれのURLでもSSL通信が可能な「2Way利用」に対応しています。
※「Let's Encrypt」および各種ワイルドカード証明書は本ページにて案内する仕様に該当いたしません。
「2Way対応」は、コモンネームに指定したドメイン(FQDN)のURLに加え、「wwwあり/なし」いずれのURLであっても、SSL通信が行えます。
なお、この「2Way利用」はSSL証明書ブランドにより以下のように対応が異なります。
コモンネーム 「wwwあり」 |
コモンネーム 「wwwなし」 |
|
---|---|---|
クラウドSSL | ◎ | ◎ |
クラウドセキュア スピード認証SSL | ◎ | ◎ |
クラウドセキュア 企業認証SSL | ◎ | ◎ |
クラウドセキュア EV SSL | ◎ | ◎ |
Comodo SSL | ◎ | ◎ |
ラピッドSSL | ○ | - |
クイックSSL プレミアム | ○ | - |
デジサート セキュア・サーバID | ◎ | ◎ |
デジサート セキュア・サーバID EV | ◎ | ◎ |
※◎: 「wwwあり/なし」のURLともにSSL通信が可能です。
○: コモンネームを「www.ドメイン名」とする場合に限り、「wwwあり/なし」のURLともにSSL通信が可能です。
※一部のSSL証明書ブランドにてご利用可能なWebサイト上へのサイトシールの表示は、2Way対応の有無にかかわらず、コモンネームに指定したドメイン(FQDN)のURLのみに限ります。
また、いずれのSSL証明書ブランドにおいても、 一部を除くほとんどの携帯電話(フィーチャーフォン)やWebブラウザの旧バージョン、 ごく一部のスマートフォンは、SANsによるコモンネームの別名機能に対応していないことから、 「2Way利用」によるコモンネームと異なるURLでのSSL通信は行えません。
以上の端末においてSSL通信を行う場合は、 SSL証明書に設定された「コモンネーム」のみをURLにしてご利用ください。
なお、各端末、WebブラウザにおけるSSL証明書でのSANs機能への対応状況については、 携帯電話会社やメーカーへお問い合わせください。